ナイナイナイ、脚力ナイ
ナイナイナイ、でも止まらなああいー♪♪♪
いきなりシブがっきー風で恐縮です。
バカリーニです。
エンデューロ(耐久)レースでナイナイナイ、やってはならナイ三カ条があるのを、皆さんご存知でしょうか。
一つ、挑発にのらナイ。
一つ、単独にならナイ。
一つ、足攣(つ)らナイ。
いかがですか?守れば天国、破れば地獄。
先日AEONバイク主催のレースが幕張海浜公園で開かれ、Pdから4選手が出走、ソロ2時間耐久に挑みました。
まあ、短時間エンデューロゆえにかなりハイペースです。
重量級のヒコザップ関は終始、マイペース、これでいーんです。
スズキックス、マサキチは、スルスル先頭集団の方に、バカリーニは後方で二人の様子を、パパのような暖かい眼差しで見守りながら、余裕シャクシャク、軽いサイクリング気分でした。1時間くらいでしたが。
しかし。が、しかし。
残り1時間は地獄にかわります。
しばらくして3人合流。鬼のPdトレイン炸裂です。バカリーニ先頭、いいペースの選手後方につき風除けしてもらいます。そこを、見覚えのあるでデカイのが横にチラリ。
あー、三船マッサーだー!
今回、元プロでブルベの神様、三船雅彦さんがペースレーサーとして参加。どうやら先頭集団を引いてる模様。これは是が非でも、思い出に後ろにつこう。
で、つけました。素晴らしいフォームとバイクコントロールにうっとりしながら、必死に足を回します。当然、我がトレインは崩壊。
しばらくするとマッサーと、イタリアンカラーラインの選手とバカリーニの3人に。で、スッとマッサーか踏みやめ、我々に「チャンス、チャンス」と投げかけます。イタリアンは、ささやきました。「逃げます?余裕あります?」
バカリーニ「はー、まあまあ」
この曖昧な返事がよくなかった。
このイタリアンの速いのなんの。つくだけで必死。一応先頭交代するも、「無理しなくてよいですからねー」なんて慰めらる始末。こっちは全開全力バカリーニですよ。
「あーきちゃいましたねー、付き合わせて、すんませんでしたねー」
いえいえ、おそまつ様。先頭集団吸収。数周は逃げたかなー。集団の選手からなんか声かけられましたが全く耳にはいりません。
しばらくは、この激速軍団についていましたが、、やがて切れ、単独→数名の集団→単独→集団を繰り返し後ろへ。そして、足に違和感。あーあれですよ。かたまるやつー。ピクピクするやつー。ピク。ピキーん。右フクラハギ、右前フトモモ、左全部ー。つりました。
うなだれてると、横にPdジャージが見えます。上手に集団につくマサキチ様でした。待ってくれ〜、まっておくれよ〜、、、行ってしまいました。
皆さん、ナイナイ三カ条の意味わかりましたか?
全てを守ったマサキチ選手は好走、順位も20番台とまずまず。敬服いたします。
すべてを破ったバカリーニ、マサキチから一周差おくれ。不甲斐ナイ。
スズキックス、ヒコザップは、それなりにお腹いっぱいなもよう。
ちなみに、埼玉支部長ナダール選手は、日常の慣れない激務に耐え切れず未出走でした。
そして、最後に。応援に来てくれたドンちん、ありがとうございました。
自走で来て、あんなに声出してくれてー、、
なら、あんたが走りなさい。
以上。
バカリーニ拝